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サプリメント

アミノ酸サプリメントの全てを徹底解説!

アミノ酸サプリメントの全てを徹底解説!
Myprotein Japan
作成者8月 前
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作成者:渡部 早紗(フリーランス栄養士)

 

HMBやBCAA、EAAなどアミノ酸サプリにはさまざまな種類があり、自分にとってどのサプリが必要なのか迷ってしまいますよね。それぞれの目的や目標に合わせてアミノ酸サプリを賢く選んで活用することで、より高みを目指すことができるでしょう。

そこで、この記事ではアミノ酸サプリを取り入れたい方に向けて、違いや特徴を解説していきます。

 

アミノ酸とは?

アミノ酸とは、タンパク質の構成要素です。タンパク質は、数多くのアミノ酸で構成されており、摂取して消化されるとアミノ酸に分解されます。強い身体づくり・身体の維持において、アミノ酸は欠かせない栄養素であり、増量・減量いずれにおいても必須です。

また、アミノ酸のなかでも、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、バリンは「必須アミノ酸」と呼ばれています。必須アミノ酸は、身体にとって不可欠な栄養素ですが、体内で作ることができないため、食品やサプリメントから補う必要があります。

 

アミノ酸はどのように機能してどのようなはたらきがあるの?

タンパク質をとり、体内で消化されたアミノ酸は、遺伝子に従って、再びタンパク質に合成されて身体の各所で働くようになるのです。アミノ酸は、筋肉などの身体の構成要素になるだけではなく、ホルモンや酵素、抗体となるほか、エネルギー源にもなります。

また、アミノ酸は、種類によって機能が異なります。例えば、分岐鎖アミノ酸(BCAA)は、必須アミノ酸のうちバリン・ロイシン・イソロイシンの総称であり、アミノ酸の中でも特に、筋肉の分解抑制としてはたらき、筋肉のエネルギー源となります。

ほかにも、HMBは必須アミノ酸であるロイシンの代謝産物であり、筋肉におけるタンパク質合成を促すはたらきがある栄養素です。そのため、ご自身の目標や目的に合わせて、適したアミノ酸サプリを選ぶようにしましょう。

 

アミノ酸サプリにはどれくらいの種類があるの?違いは?

 

含まれる栄養素

はたらき

おすすめの人

BCAA 分岐鎖アミノ酸(ロイシン、イソロイシン、バリン) 強い身体づくりやプロポーションの維持をサポート 強い身体を作りたい人、筋トレ中の人
EAA 必須アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン、リシン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン) トレーニング前やトレーニング中に飲むことでアミノ酸不足を補う ハードにトレーニングやボディメイクを行っている方・パフォーマンスを高めたい方
HMB 必須アミノ酸ロイシンの代謝物 タンパク質の働きをサポート 効率良く身体づくりをしたい方
グルタミン アミノ酸の一つであるグルタミン コンディションをサポート・体内のエネルギー源に 負荷の多い筋トレや持久力が必要なマラソンをする方
L-カルニチン 必須アミノ酸のリジンとメチオニンから作られる エネルギー産生に関わる、運動能力のサポートにも ダイエッターの方、習慣的に運動する方

アミノ酸サプリには、さまざまな種類があります。主なアミノ酸サプリには、分岐鎖アミノ酸(バリン・ロイシン・イソロイシン)のBCAA、必須アミノ酸9種類が全て入ったEAA、ロイシンの代謝産物であるHMBのほか、グルタミンやL-カルニチンがあります。

どのアミノ酸サプリが一番合う?

さまざまなアミノ酸サプリがありますが、トレーニングの目標やアミノ酸サプリを摂る目的によって、最適な製品は異なります。マイプロテインのおすすめのアミノ酸サプリをご紹介します。

 

BCAA 2:1:1 パウダー

飲みやすい粉状の必須アミノ酸パウダーです。ロイシン、イソロイシン、バリンを2:1:1の割合で配合し、すべてのスポーツやトレーニングに適したサプリメントパウダーになっています。また、脂質の量を減らしてアミノ酸を補給したい方にもおすすめです。ゆずやアイスティーなど、20種類以上のフレーバーから選ぶことができるのも魅力です。

BCAA 4:1:1 パウダー

ロイシン、イソロイシン、バリンを2:1:1の割合で配合し、BCAA 2:1:1 パウダーよりもロイシンの比重を増やした粉上の必須アミノ酸パウダーです。ロイシンは筋肉の合成に強く関わるアミノ酸ですので、パフォーマンスの目標や、アミノ酸サプリを摂る目的に合わせて選ぶと良いでしょう。

 

Impact EAA

9種類の必須アミノ酸が全て入ったサプリメントです。Impactホエイプロテインと同じアミノ酸組成となっており、素早くアミノ酸を吸収できます。BCAA(ロイシン、イソロイシン、バリン)は4:1:1の割合で配合されています。ゼロカロリーで、気になる糖質はゼロ(ノンフレーバーの場合)。余計なカロリーを摂ることなくアミノ酸を摂取できます。

 

THE EAA

こだわりの独自成分をバランスよく配合したTHE EAAは、トレーニングに集中して取り組みたい方におすすめのアミノ酸サプリです。ロイシンで強化したアミノ酸Amino9®に由来する9種類すべての必須アミノ酸を配合し、さらに電解質をプラス。負けない身体づくりをサポートするビタミンCも加えられているので、ハードなトレーニングにも励むことができます。

 

HMB パウダー

ロイシンの代謝産物である人気の栄養素HMBのサプリメントです。ノンフレーバーのImpactホエイプロテインを加えて飲むと、1日のタンパク質を十分に補給することができます。

 

L-グルタミン パウダー

アミノ酸の中でも特に人気のグルタミンは、身体の成長や修復に関わる栄養素であり、トレーニングを行う方におすすめの栄養素です。運動前後や運動中に、Impactホエイプロテインに混ぜて飲むことで、タンパク質を十分に摂取できるでしょう。

 

L-カルニチン パウダー

L - カルニチンは必須アミノ酸の一種であるリジンとメチオニンから作られる栄養素であり、エネルギー産生において重要な役割を果たすため、ダイエッターの方におすすめのアミノ酸です。1食あたりカルニチンを500㎎配合しており、プロテインシェイクなどに加えて飲みやすい粉末状になっています。

 

アミノ酸サプリの摂取タイミング・1日に何回摂取できる?

個人それぞれの目的や、製品によってアミノ酸サプリの適した摂取タイミングや回数は異なります。例えば、BCAA 4:1:1 パウダーなら、運動前や運動中、運動後に召し上がると良いでしょう。ほかにも、HMBパウダーは、1日3回が目安です。製品の説明書を確認して、適切なタイミング・回数を守るようにしましょう。

 

まとめ

アミノ酸サプリについてご紹介しました。普段の食事を基本としながら、目標に近づくサポートとして、アミノ酸サプリを取り入れてみてはいかがでしょうか。

マイプロテインでは、トレーニングの目標や目的ごとに適したアミノ酸サプリ製品を幅広くご用意しています。フレーバーも豊富に取り揃えておりますので、ぜひお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。

本記事は情報提供および知識向上を意図としたものであり、専門的な医療アドバイスを目的としたものではありません。ご自身の健康に何か懸念がある場合は、健康食品を摂取する前もしくは食習慣を変更する前に、専門医やかかりつけの医療機関にご相談ください。

  1. https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/study/sports_nutrition/tabid/1483/Default.aspx
  2. https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/sukoyaka/49/medical/medical05.html
  3. https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000042643.pdf
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