作成者:渡部 早紗(フリーランス管理栄養士)
プロテインパウダーを選ぶとき、フレーバーの種類が多く迷ってしまうことはありませんか?毎日飲むなら、自分の好みに合ったベストフレーバーを選びたいですよね。また、プロテインは1kgと量が多いので、フレーバー選びで失敗は避けたいものです。この記事では、今年マイプロテインで最も人気だったフレーバーランキングトップ10を順に発表します。体質や食習慣に合ったプロテインや、新商品もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
インパクトホエイプロテイン(IWP)のフレーバートップ10
マイプロテインのインパクトホエイプロテイン(IWP)の人気フレーバーをランキング順にご紹介します。
「安定の美味しさ」と根強い人気を誇るナチュラルチョコレート。絶妙な甘さと味わいで飲みやすいプロテインです。牛乳はもちろん、豆乳や水でも美味しく召し上がれます。
再現度が高く、甘味と酸味のバランスが絶妙なヨーグルトフレーバー。口コミでは「美味しすぎる」「継続して切らさないようにしたい」と絶賛の声が届いています。
いちごオレのようなクリーミーな甘さで人気のフレーバー。本格的ないちごの香りとまろやかな味わいが楽しめます。癖がなく毎日飲んでも飽きない美味しさです。
紅茶大国イギリスのメーカー・マイプロテインの自信作。再現度の高さが好評のミルクティーは、茶葉の風味とミルクのコクを感じられ、本格的な味わいが楽しめます。
ミルクティーに黒糖のコクとプラスした甘党におすすめのフレーバー。「ダマすら美味しい!」と人気を集めています。ダイエット中のご褒美ドリンクにもぴったり。
チョコレート味より更に濃厚な味を感じられるチョコレートブラウニー味が今年の上半期に大人気に!
ミルクティーにピーチの果実感をプラスしたピーチティー。甘すぎずすっきりした味わいで「ジュース感覚ですっきり飲める」と好評です。
濃厚なチョコレートとコーヒーで、まるでコーヒーチェーンの1杯のような味わいのモカフレーバー。リラックスタイムにもおすすめです。
本当に抹茶を点てたような自然な風味が楽しめます。「甘さ控えめで飲みやすい」と甘いプロテインが苦手な方からも好評です。
みんな大好きな二つが合体!男女問わず全世代から人気のチョコレートバナナ味で毎日飽きずおいしくプロテインを摂りましょう!
プロテインを摂る必要性は?
タンパク質補給の役割を担うプロテインですが、タンパク質は、筋肉はもちろん肌や髪の毛、爪などのほか、臓器やホルモン、さらに抗体の構成要素となります。そのため、アスリートの身体づくりとしての役割だけではなく、日々の健康づくりとしてもプロテイン摂取は重要です。髪や爪が伸びたり、肌がターンオーバーして新しい皮膚になったりするのと同様に、筋肉や臓器も日々新しいものに作り替えられています。タンパク質が不足しないように、毎日摂取したいですね。国際スポーツ栄養学会(ISSN)によると、理想的なタンパク質の摂取頻度は、3~4時間ごととされています。そのため、朝・昼・夕の食事以外にも、プロテインなどを活用してこまめに補うといいですね。
どのフレーバーが合う?
マイプロテインでは、成分の種類はもちろん、食感やのどごしが異なるフレーバーがあります。プロテインのミルキーで濃厚な味わいが苦手な方の場合は、ジュースのようなさっぱりとした飲み口のクリアプロテインがおすすめです。
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インパクトホエイプロテイン |
クリア ホエイプロテイン |
ソイ プロテイン アイソレート |
クリアソイプロテイン |
エネルギー |
103 kcal |
84kcal |
108 kcal |
53 kcal |
タンパク質 |
21 g |
20 g |
27 g |
11g |
脂質 |
1.9 g |
0.1 g |
0.5 g |
<0.5g |
うち飽和脂肪酸 |
1.3 g |
0.1 g |
0.2 g |
<0.1g |
炭水化物 |
1.0 g |
0.7 g |
0.5 g |
1.6g |
うち糖類 |
1.0 g |
0.2 g |
0.2 g |
0.5g |
食塩相当量 |
0.13 g |
0.02 g |
0.2 g |
0.03g |
おすすめの方 |
ミルキーで濃厚な味わいが好きな方 |
プロテインのミルキーさが苦手な方 |
腹持ちが良さを求める方、乳糖不耐症の方 |
ソイプロテインのミルキーさが苦手な方 |
*1食あたりの栄養成分表示です。*インパクトホエイプロテイン及びソイプロテインアイソレートはノンフレーバー、クリアホエイプロテインはビター レモン、クリアソイプロテインはレモン&ライムフレーバーの栄養成分表示です。味により異なる場合があります。
* 平均的な成人の参照摂取量 (2000 kcal)
自分に合う最適なプロテインパウダーの選び方
アスリートなど、プロテインに求める役割が明確な場合は、成分を重視して選ぶ必要があります。自己ベスト更新や大会での勝利を目指すプロの方の場合、強いカラダづくりや維持のために、ホエイプロテインにプラスして、ロイシンやグルタミンなどのアミノ酸が配合されたプロテインが適しています。また、大会に出場する選手の場合は、アンチドーピング検査を受けている製品か確認するようにしましょう。一方、身体づくりやダイエットなどを目的とする方の場合は、続けやすさを考慮して選ぶといいですね。フレーバーの種類はもちろん、プロテインの種類ごとに風味やのど越しが違うので、自分の好みに合ったものを選びましょう。また、ダイエット目的なら腹持ちの良いソイプロテインを選ぶのも一案です。
プロテインパウダーは安心して食べられる?
プロテインパウダーの見た目から、人工的・化学的な食品をイメージする方もいますが、主な原料は自然由来の食品です。例えば、ホエイプロテインは牛の乳、ソイプロテインは大豆、ヴィーガンプロテインはエンドウ豆などが主な原料です。そのため、一般的な摂取量では、影響を気にする必要はないといえます。もちろん、病院で食事制限を受けている方は、医師の指示に従ってプロテインパウダーを利用しましょう。
プロテインパウダーはダイエットや身体づくりをサポート!
プロテインパウダーは、ダイエットや身体づくりのサポートとして役立ちます。健康的なダイエットや身体づくりにはタンパク質は欠かせません。プロテインを活用することで、脂質や糖質を抑えながらタンパク質補給ができます。もちろん、プロテインだけに頼るとその他の栄養素が偏るため、食事を基本としながら補助的にプロテインを活用しましょう。
プロテインパウダーの原材料は?
プロテインパウダーの主な原材料は、食品由来のタンパク質と、食味を調整するための乳化剤、香料、そして甘味料です。インパクトホエイプロテインの場合は、ホエイプロテインコンセントレートと呼ばれる乳成分、ソイプロテインの場合はソイプロテインアイソレートと呼ばれる大豆成分が主な原材料です。また、フレーバーによっては、ココアパウダーや着色料、大麦パウダーなどが含まれます。
インパクトホエイプロテイン(IWP)の代替製品
インパクトホエイプロテインの人気フレーバーをご紹介しましたが、ホエイのミルキーな味が苦手な方や、体質・食習慣によって合わない方もいらっしゃるでしょう。インパクトホエイプロテイン(IWP)の代替製品をご紹介します。
クリアプロテインは、1食あたり20gのタンパク質を含有しており、プロテインのミルキーな風味が苦手な方におすすめです。ホエイプロテインアイソレート(WPI)をろ過しつつも、タンパク質をしっかり含有しています。フルーティーでジュースのようにさっぱりとした味わいのため、ハードな運動後にも適しているでしょう。
ソイプロテインは大豆を原材料としているため、乳糖不耐症の方にも適しているプロテインです。また、ソイプロテインのタンパク質含有量は1食あたり27gであり、ホエイプロテインと比較して脂質が少ない点が特徴です。ソイプロテインは5~6時間ほどかけてゆっくりと吸収されるため、ダイエット目的の方にもおすすめです。
名前の通り、ヴィーガンの方向けの植物性プロテインです。1食あたり22gの植物性タンパク質を含んでおり、宗教や環境・動物愛護の面から植物性食品を選びたい方に適しています。乳製品を使わずエンドウ豆やソラマメ、大豆など植物由来の原材料のみで作られたプロテインのため、ヴィーガンの方も安心して召し上がれます。
まとめ
気になるフレーバーは見つかりましたか?フレーバーの種類に迷ったときは、ランキングを参考にして選んでみてくださいね。いつもと目先を変えて、新しいフレーバーを選んでみると新しい発見があるかもしれません。また、ご紹介した通りインパクトホエイプロテイン以外にも、さまざまな種類がありますので、体質や食習慣、タンパク質を摂る目的に合ったプロテインを探してみてはいかがでしょうか。群を抜くフレーバー数誇るマイプロテインで、充実したプロテイン生活を送ってくださいね。