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フィットネス

16週間ビーガンダイエットチャレンジ!ザックの挑戦!

16週間ビーガンダイエットチャレンジ!ザックの挑戦!
Lauren Dawes
作成者5年 前
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英国全土でヴィーガニズム(絶対菜食主義)の勢いが劇的に高まってきています。読者の方々も「乳製品をやめてプラントベース(植物を主成分とした)食事を摂ろう!」という類のメッセージにあらゆる場面で出くわすのではないでしょうか?

comparethemarket.comによる最近の研究では、英国で自己を「ビーガン」と称する人口が350万人にまで増加した(英国人口の7%に相当)ことが明らかになりました。

動物性食品を全くとらない食生活を選ぶには様々な理由があります。倫理上/環境問題上/健康上の問題からビーガンになる人、またはそれら全てを考慮している人もいます!

マイプロテインは、「貴方がなりたい自分」にベストな形で近づけるよう、あらゆる段階でサポートしたい」、と考えています。「ビーガンの食事法を実施したら、健康と幸福の質にどの程度違いが生まれるか」、について興味を持たれている方も多いと思います。マイプロテインではその効果を正確にお伝えしたいと思います!今回、実験台に自ら志願してくれたザックに16週間のチャレンジを行ってもらいました。

16週間のプログラムは以下の通りです。

はじまり

今回自ら実験台に志願してくれたのはザック(30歳、カメラマン、マンチェスター出身)ですが、彼が快く承諾してくれたことからこのプロジェクトが始まりました!

当初、ザックのBMI値は32で、臨床的に「肥満」と分類されていました。この状態からビーガンダイエットチャレンジが始まります。ザックは非常に簡単な運動をするのも難しく、階段を上ることすら「大変」と感じていました。また、ザックの家族の多くが糖尿病と心臓病の既往歴を持っていました。

甘いお菓子やお肉ばかり食べ、朝食をとらないこともしばしばで、食事はアンバランスなものでした。しかも、定期的に「お肉食べ放題フェス」に参加して楽しんでいました。。。

ザックはプラントベースの食生活の効果を検証するのに完璧な条件を備える候補者でした。

ヴィーガン生活

マイプロテインではザック向けのトレーニングプランを作成しました。ザックはそのプランを実行し始め、それと同時にマイプロテインのビーガン向け食品を食べ始めます。深夜にカレーとチーズ・ナンを食べるのを辞め、その代わりに高タンパクビーガン向けダイエットを食べることにしました。メニューは主に野菜、豆類、ビーガン向けプロテインシェイクを利用して組み立てました。

ザックが食べていた内容について、ビーガンダイエットチャレンジ前と後で比較したものを下の表に纏めました:

ビーガンダイエットチャレンジ前 ビーガンダイエットチャレンジ後
朝食 ビーガン ブレンドシェイク
間食 リンゴ
ランチ ミート・ドネルケバブ&フライドポテト ヒヨコマメ、ブロッコリー、ピーナッツバター、ナッツ類(一掴み分)、BBQ風味豆腐、ほうれん草
間食 ケーキかチョコバー ニンジンのフムス添え、あるいはビーガン プロテインバー
夕食 ミックスグリル、ラムローガン・ジョシュ(ムガル料理のラムカレー)、チーズナン カリフラワーカレー(トマトベース)

 

ビーガンダイエットチャレンジ開始時にザックが絶えず直面し障壁の1つに、「巷の食品で、ビーガンが食べることができるプラントベース食品に何があるか分かって選択しないといけない」ということがあります。

「多くの人と同様に、ヴィーガニズムは極端な食事法だと考えていましたが、気を付けていればとても簡単に実行できることを知りました。1週間後、体重が大分軽くなった気がしましたし、自炊する過程も楽し目ました。」

マイプロテインの指導の下、ザックはビーガン生活をスムーズに行えるようになり、生活の調子を取り戻しました。そして、自分の創作料理を記録するためにインスタグラムのアカウント(@veganzak)までも作りました!

「ビーガン向けの食事をすることが大きな障壁だと考えていましたが、数週間後にはビーガン向けの代替食品をこれまで食べていた食品と同様に美味しいと感じました。」

Hale Country ClubのパーソナルトレーナーTom Pitfieldの助けを得て、ザックのフィットネスレベルを向上させる指導をして貰いました。ザックは週5回トレーニングし、1日の歩行量を3,000歩から10,000歩に増やしました。

初回トレーニングで、Tom はザックがパワーと持久力に欠けていることに気づきました。このために「ザックのために当初作成したトレーニングラインナップをトレーニング開始直後に”おじゃん”にしなければならなかった」、とTomは認めました。

Tomがザックのために作った代表的なワークアウトは以下の通りとなります。

  • レッグプレス 4 x 8
  • バーベルアップライトロー 4 x 8
  • ウォーキングランジ 4 x 10
  • マシン・ショルダープレス 4 x 10
  • レッグエクステンション 3 x 12
  • ダンベル・ラテラルレイズ 3 x 12
  • ライイングハムストリングカール 3 x 12
  • バーベルライイングフロントレイズ 3 x 12

ビーガンダイエットチャレンジの結果

ザックの体重は243ポンド(110Kg)から198ポンド(90Kg)になり、全体で50ポンド(23Kg)の減量となりました。実に驚くべき変化です!外見上の変化だけではありません!間違いなく、最も際立った変化は内科的な健康に関する変化です。

マイプロテインの顧問医であるMike Orton医師は、ビーガンダイエットチャレンジ開始時とその16週間後のチャレンジ終了時点にザックを診察しました。以下がMike医師のコメントです。

「このビーガンダイエットチャレンジは、ザックの健康に驚くべき効果がありました。こんなに短期間の迅速な変化は通常認められません。

ザックの体重が劇的に減量しただけでなく、BMI値32(臨床的肥満)からBMI値26(健康と肥満のボーダーライン)まで下がりました。また、10年以内の糖尿病発病リスクが15%からたった3%まで下がりました。

血液検査の数値は予想よりも早く変化しました。おそらくダイエット期間中に「動物性脂肪を全く摂取しない」というビーガン食のおかげでしょう。

ザックの家族の多くが糖尿病と心臓病の既往歴を持っていました。ですが、ビーガン食と減量によってこの強いリスクが除かれました。これまでの食生活や運動習慣を変えなければ、将来ザックは糖尿病と心臓病を発病していたでしょう。」

ザックのパーソナルトレーナーを務めたTomは、「体重管理とフィットネス上の目的達成のためにプラントベースの食生活に変更するクライアントがどんどん増えてきています」、と言います。

結論として、Tomは次のように述べました。「ザックを見れば、簡単な生活習慣の改善がもたらす劇的な健康上の変化が簡単に分かります。非常に良い典型例です。また、ザックは何年もの間、動物性脂肪の多い食事を食べてきました。そういった人が完全に動物性脂肪を断つことで体脂肪率と糖尿病リスクを劇的に減少できたのです。」

ザックは、自身の変化についての感想を次のように述べています。

「僕のチャレンジ後の結果を知って、他の過体重の人がヴィーガニズムに興味を持ち、”人は身体的・精神的に生まれ変われるんだ”、ということを証明してほしいと思います。ビーガンダイエットチャレンジを通じて以前よりエネルギッシュになったし、外出先でも自信が持てるようになりました!それと、僕、久しぶりにデートできるんです!!女の子に再び興味を持ってもらえるなんて!!これってすごい結果ですヨ!」

まとめ

ザックが体験した今回の16週間ビーガンダイエットチャレンジで、プラントベースの食生活が体重管理と糖尿病などの健康リスク低減において非常に良い手段であることがはっきり分かりました。だからといって、皆がお肉や乳製品を永遠に絶たなければならないのでしょうか?

マイプロテインの栄養士Jennifer Blowにヴィーガニズムへの転向に関しての意見を求めました。彼女の意見は次の通りです。

「ビーガンの食生活ではタンパク質が十分量摂取できない、という考えは完全に間違っています。乳製品やお肉を摂らなくても、その代わりになる乳製品不使用、肉不使用の選択肢が沢山あります。それらを食べれば、「1日当たり食事から体重1kgあたりタンパク質0.75gを摂取する」、という1日の推奨タンパク質摂取量が簡単に摂取できます。

鉄分、ビタミン B12、オメガ3脂肪酸等の特定のビタミン・ミネラル類をサプリメントから十分摂取するようにし、同様に、さまざまな食品から良質のたんぱく質を摂取すれば、ビーガンの食生活はヘルシーで健康に良い物なのです。動物性脂肪摂取量が極めて高い場合、ビーガンダイエットを実行すれば心疾患リスクを低減することができます。

ビーガンダイエットは皆に合ったダイエット法ではないかもしれません。ですが、「ビーガンダイエットをしつつ体に必要な栄養素を全て摂取したい」、とお考えならばマイプロテイン製品をお試しください!マイプロテインではビーガン生活を簡単に実行できるアイテムを沢山揃えています!

Lauren Dawes
作成者
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ローレン(Lauren)はイングランド南部出身で、英文学専攻。小さい頃から水泳が大好きで、ここ数年はウェイトトレーニングに熱中。最近は、毎週ホットヨガの教室に通って様々なポーズを学んでいます。

週末の楽しみはブランチ。ハウスメイトと一緒に新しいメニューを開発しています。パスタに頼りがちな学生時代を終えてからは、特に精を出しているようです。そして何よりも、運動とお酒のバランスをきちんと守っています。

ローレンについて詳細は、こちらをご覧ください。

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