7,000円以上購入で送料無料 公式LINE追加で最新お得情報をゲット 公式アプリはこちら
欧州スポーツ栄養No.1ブランド*
ヨーロッパ製造の幅広い商品が最大70%OFF+コード【MPJP】入力で追加5%OFF
さらに、7,000円以上購入で送料無料🚚
今すぐ購入
TRAINING

ベンチプレス やり方:正しいフォームと効果的な鍛え方

Chris Appleton
Published: 21/09/26 Chris Appletonまでに
作成者
ベンチプレスは、筋肉量や筋力を本格的に高めたい人にとって極めて重要な種目です。スクワットやデッドリフトと並ぶパワーリフティングの3種目(BIG3)の一つであるだけでなく、他のどの胸の運動よりも多くの筋肉を一度に動員できるため、胸や上腕三頭筋を鍛える上で最も効果的な種目の一つでもあります。しかし、スクワットやデッドリフトと同様に、ベンチプレスも非効率的あるいは間違ったやり方で行われがちです。ここでは、ベンチプレスで鍛えられる部位、正しい構え方、よくある誤りとその改善策について簡潔に解説します。

ベンチプレスの構え方と設定

一見すると単純に見えますが、ベンチプレスには筋力を発揮しやすくし、怪我のリスクを減らすための適切な構え方があります。まずは、バーの高さを正しく設定することから始めましょう。適切な高さには個人差があり、厳格な決まりはありませんが、腕を無理に伸ばしきらなくても手が届き、かつバーをラックから外すだけで1回分の動作になってしまわない程度の高さにする必要があります。

ベンチプレスの基本フォーム

ベンチへの寝方
  • ベンチの端に腰掛け、バーが頭の後ろにくる位置に仰向けになります。
  • バーに手を添え、肩甲骨をベンチに押し当てて引き寄せ、視線がバーの真下にくるまで体をベンチの上部へと滑らせます。これにより肩甲骨が下方にしっかりと固定され、上半身の安定性が大幅に高まります。
  • 両足の裏が床にぴったりとついていることを確認してください。これによって体を支える安定した土台ができ、より重い重量を押し出すことが可能になります。使用しているベンチがやや高くて足が床に届きにくい場合は、ベンチの支柱に足を乗せてみてください。
  • あるいは、足元に踏み台を置いて足を乗せるのも良い方法です。動作中に足を床から浮かせたくなるかもしれませんが、絶対に避けましょう。安定性が損なわれ、出力が下がるだけでなく、怪我のリスクも高まります。
握り方
  • バーを握る際は、バーにある目印を活用します。標準的なバーベルには表面が滑らかな部分と溝がある部分に分かれています。適切な手幅を見つけるには、親指を伸ばしたときにその先端が滑り止め加工の境目(バー中央両側の溝がある部分の始まり)に触れる位置に手を置きます。
  • そこから親指をバーにしっかり巻きつけ、指の付け根が天井を向くようにします。
  • バーを手掌(手のひらの真ん中)に乗せないように注意してください。手首が後ろに過度に反り返り、後々手首を痛める原因になります。
  • 親指の付け根のふくらみにバーを乗せるようにします。正しく行えば、指の付け根が真上を向き、手首は完全にまっすぐな状態になります。
  • 親指をバーに巻きつけず下に添えるだけの握り方(サムレスグリップ)は避けましょう。手首を痛める危険性が格段に高まります。
動作のポイント
  • バーを握ったら、小枝を両手でへし折るような意識で、バーの外側に軽く力を加えます。肩に適度な緊張感を感じる程度の力加減にし、血圧が急上昇して倒れそうになるほど力みすぎてはいけません。
  • 肩周りの筋肉の重要な役目の一つは、肩関節の中で上腕を安定させることです。「バーを折る」ように力を入れてこれらの筋肉を働かせることで、ベンチプレスの動作中に肩の安定性が一段と増します。
  • この意識を持つと、肘が外側に開かず、自然と脇が締まるようになります。最初は違和感を覚えるかもしれませんが、肩の怪我を防ぐため(間違ったベンチプレスは肩を痛める最大の原因の一つです)、そして挙上重量を伸ばすために不可欠な要素です。
  • これで構え方と動作の基礎は把握できました。バーをラックから外した途端にせっかく作った全身の緊張を緩めてしまわないよう注意しましょう。肩甲骨はベンチに密着させたまま、バーを曲げる意識を保ち続けます。
  • 正しい軌道では、肘を体に対して約45度の角度に保ちながら、胸の下部やみぞおち付近に向かってバーを下ろしていきます。
  • バーを軽く胸に触れさせ、一瞬静止してから腕を伸ばし、最上部で大胸筋を収縮させます。肘を完全に伸ばしきって関節を固定させないよう注意し、固定する手前まで力強く押し上げてください。
  • 押し切った際に肩が前方にすくみ出ないようにし、肩甲骨は寄せたままを維持します。胸を張り、背中がわずかに自然なアーチを描く感覚を保ちましょう。
上達のコツ
  • バーを胸の上で弾ませないでください。動作全体を通じて筋肉の緊張を保つことが大切です。扱える重量は一時的にわずかに落ちるかもしれませんが、より多くの筋線維が動員されるため、結果的により大きな筋肥大と筋力向上が得られます。
  • 呼吸法については、最上部で大きく息を吸い、息を止めたままバーを下ろし、押し上げながら息を吐き出します。反復の間隔で呼吸を整えることも忘れないようにしましょう。

ベンチプレスで鍛えられる筋肉

大胸筋

ベンチプレスは何よりもまず胸を鍛える種目です。主に使われる筋肉は大胸筋です。大胸筋の主な役割は、腕の水平方向や垂直方向の動きを制御することです。大胸筋は肩の前側を通る腱を通じて上腕骨につながっています。

上腕三頭筋と三角筋

大胸筋に加え、ベンチプレスでは動作を補助する協同筋として他の2つの筋肉群も使われます。それが上腕三頭筋と三角筋です。ベンチプレスでは、動作を遂行するために肩関節と肘関節が連動して伸展しなければなりません。上腕三頭筋は収縮することで肘関節の伸展(バーを押し上げる局面)を制御し、弛緩することで肘の屈曲(バーを下ろす局面)を可能にします。同時に、三角筋前部は大胸筋とともに収縮し、肩関節において腕を垂直前方に押し出す働きを担います。これら複数の関節と筋肉が協調して1つの動作を行うため、ベンチプレスは多関節種目と呼ばれます。その結果、より多くの筋線維が刺激され、優れた筋肥大反応が引き出されるため、大きな筋肉と力強い身体づくりにつながります。

ベンチプレスでよくある失敗と改善策

1. 肘が外側に開いてしまう

初心者にも経験豊富な上級者にも同じようによく見られる誤りです。先ほど、肩周りの筋肉を動員するために「バーを折る」意識を持つ重要性を説明しました。これには肩の安定性を高め、関節を強固にする目的があります。ベンチプレス中に肘が真横に開いてしまうと、肩の前側を通って上腕につながる大胸筋の腱が必要以上に引き伸ばされます。そこに高重量の負荷が加わると、過度に引っ張られた腱は構造的に脆くなり、断裂や肉離れを起こす危険性が大幅に高まります。肘の開きはベンチプレスによる肩の痛みの最も一般的な原因の一つです。肩の痛みを放置すると深刻な問題に発展しかねません。上半身のほぼすべての多関節種目で肩関節の動きが必要とされるため、ここを痛めると日頃のトレーニング全体に大きな支障をきたします。

改善策:

構えの段階からバーを挙上し終えるまで、バーをへし曲げるように力を込め、肩を安定させて肘を体幹側に引き締めておきます。正しく行えていれば、動作中の上腕と胴体の角度はおよそ45度になります。最初は慣れずに扱える重量を少し落とす必要があるかもしれませんが、肩への負担を大幅に減らすことができます。

2. 可動域が狭い

これは動作技術の問題というよりも、過度に重い重量を扱っていることが原因で起こるケースが大半です。可動域が狭いと、さまざまな面で悪影響が生じます。正しいフォームでは、最下点でバーが胸の下部に触れるか、あるいは胸から約2.5cm(1インチ)手前まで下ろす必要があります。これにより大胸筋が十分に伸張され、より高い筋活動が得られます。この位置に達する前に押し返すと、完全な筋収縮が得られず、長期的な筋肥大や筋力向上のスピードが鈍ってしまいます。また、胸ではなく上腕三頭筋ばかりに負荷が逃げてしまい、大胸筋を鍛えるというベンチプレスの本来の目的から外れてしまいます。上腕三頭筋もしっかり使われるとはいえ、ベンチプレスは第一に胸の種目であることを忘れてはなりません。

改善策:

バーを胸まで下ろせない状態が続いている場合、原因は2つ考えられます。以前の肩の怪我によって可動域が制限されているか(その場合はそもそもベンチプレスを行うべきではありません)、あるいは単純に重量が重すぎるかのどちらかです。可動域に関する問題の99.9%は後者が原因であるため、重量を落とすだけで可動域は大幅に改善するはずです。大切なのは扱う重量の数値そのものではありません。筋肉の緊張持続時間と十分な可動域こそが、筋肉の成長を左右する決定的な要素であることが一貫して証明されています。見栄を捨てて重量を下げ、正しいフォームを完成させてから再びバーの重量を増やしていきましょう。

3. お尻や背中をベンチから浮かせすぎる

この点には賛否両論があります。パワーリフティング競技者の意見を聞けば、背中を大きく反らせて胸をバーに近づけることでバーの移動距離を短縮でき、そのぶん重い重量を持ち上げられると答えるでしょう。パワーリフターにとって最優先なのは挙上重量だからです。一方でボディビルダーであれば、大胸筋を孤立させて最大限の筋肥大刺激を与えるために、背中を平らに保ちできる限り広い可動域を使うべきだと答えるでしょう。ボディビルダーにとっては筋肉の成長が最優先だからです。どちらの考え方も間違いではなく、個人の目的に応じて選ぶことができます。しかし間違っているのは、ベンチプレス中に体をベンチから過剰に浮かせてしまうことです。ベンチとの接地面積を減らしてしまうと土台全体の安定性が損なわれ、かえって力が出なくなります。では、何をもって「浮かせすぎ」とするのでしょうか。一般的に、背中に自然な軽いアーチができる程度なら問題ありません。しかし、そのアーチに加えてお尻が完全にベンチから離れ、1回ごとに腰を突き上げるような状態になっているなら、体を浮かせすぎています。

改善策:

体がベンチから過剰に浮いてしまう理由は、先ほどの問題と直結しています。ほぼ間違いなく、身の丈に合わない過度な重量を扱おうとしているためです。重すぎる重量のせいで種目の完全な可動域を確保できないと、体は無意識のうちに可動域を広く見せかけようと代償動作を行います。ベンチプレスの場合は、バーを下ろす際に無意識のうちに体をバーへと近づけてしまい、見かけ上の可動域を作ろうとします。ですから、やはり重量を軽くして正しい動作に集中しましょう。最初の構え方をもう一度見直し、肩甲骨をベンチにしっかり固定して足の裏を床につけます。これにより体幹が安定し、お尻がベンチから浮き上がりにくくなります。

4. 手首の反り返りとサムレスグリップ

ここで言う手首の問題とは、文字通りの骨折のことではありません(もっとも、手首の誤った使い方を長期間続ければその危険性も高まります)。問題なのは、手首をまっすぐに保てず、後ろに折れ曲がった状態でベンチプレスを行うことです。バーを手掌に乗せると手が後ろに強く反り返る格好になり、高重量を扱った際に手首へ過度な負担がかかり慢性的な痛みを引き起こす原因になります。すでに手首に腱鞘炎などの蓄積疲労による痛みを抱えている場合は、症状をさらに悪化させかねません。

改善策:

手のひら全体でバーを握るのではなく、親指の付け根のふくらみに乗せ、指の付け根が天井を向くように構えます。バーから前腕を通ってまっすぐ下に線が伸びているイメージを持つとよいでしょう。親指は必ずバーにしっかりと巻きつけ、親指を外すサムレスグリップ(親指をバーの下に添える握り方)は避けましょう。この握り方では手首が後ろに倒れるのを防ぐのが極めて難しくなります。

まとめ

以上、ベンチプレスでよくある誤りとその改善策をご紹介しました。もし思い当たる節があれば、すぐに見直して修正することで、ベンチプレスの成果は目に見えて向上し、怪我に強く力強い身体を手に入れることができるでしょう。
Chris Appleton
Chris Appleton 作成者
Chris is a Level 3 personal trainer with a BA Honours degree in Sports Coaching and Development and a Level 3 qualification in Sports Nutrition. With 15 years of experience in the fitness industry, he creates tailored fitness programmes and classes for a wide range of clients, from beginners to advanced athletes. Chris is also a qualified football coach, providing high-level goalkeeping and fitness training at semi-professional level. He spends his free time with his family or training in the gym.

関連記事