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アンバサダー

タレント野沢直子さんの長女、真珠・野沢 オークライヤーさんの生い立ちに迫る。

タレント野沢直子さんの長女、真珠・野沢 オークライヤーさんの生い立ちに迫る。
Megan Bao
作成者6年 前
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本日は、先日マイプロテインJapanの第一号公式アンバサダーに就任された、MMA(総合格闘技)格闘家の野沢真珠・オークライヤーさん(以降、真珠さん)をお招きして、大晦日に行われるRizin Fighting World Grand Prix 2017(フジテレビ系列全国ネット|2017年12月31日(日) 18:30~23:45放送予定)に向けての心境等をお伺いしたいと思います。

生い立ちについて

―はじめまして。本日はよろしくお願いいたします。では、早速簡単な自己紹介をお願いいたします。

真珠さん:初めまして、MMAファイターの野沢真珠・オークライヤーです。大晦日にプロ第二戦目に参戦します。サンフランシスコ出身です。

―日本のファンにはどう呼んでもらいたいですか?

真珠さん:真珠、またはJujuのどちらでもいいですよ。小さいころ、周りのアメリカ人の友達に「真珠」だと発音しづらいので、「Juju」というニックネームをつけてもらいました。

―では「真珠さん」と呼ばせてもらいますね。ちなみに、真珠という名前は誰が考えたんですか?

真珠さん:母(野沢直子さん)です。

―よく聞かれると思うんですが、お母様の影響をかなり受けて育ったんですか?

真珠さん:そうなんですよ。実は私が幼いころ、母親がカンフーをやっていて。練習をいつも見ていました。母がほかの人と組み手をするのを見るのはちょっと変な感じがしましたね(笑)。その影響か、妹もカンフーを始めて。妹の道着姿をみた他のひとが「カワイイ!」と言っているのを見て、ちょっと嫉妬しちゃって。それが私が格闘技を始めたきっかけなんです!

―意外!でもカワイイですね。

日本食と真珠さん

―アメリカでずっと過ごしていますが、日本の食べ物だと何が好きですか?

真珠さん:ラーメン!塩味が大好きです。

―九州出身の者としては、とんこつ味と言って欲しかったんですが…(´・ω・`)

真珠さん:えぇ…今年の夏に来日(註:プロデビュー戦のため来日)した際には、ずっとラーメンが食べたかったんですが、結局時間がなくて、出国直前に空港でしか食べられませんでした。

―他にはどんなものが好きですか?

真珠さん:チョコレートなど、日本のお菓子が大好きです!

―ご自分で料理はされますか?

真珠さん:ええ。食事のほとんどは自分で作りますね。どんな材料が使われているのか、何が入っているのか、知りたいんですよね。母も料理が得意で。特にイタリアンが得意かな。あと、食へのこだわりということで言うと、美味しいものを作るのが好きですね。プロの格闘家の多くは、鶏肉の茹でたものなど、あまり味気がないものでも構わないと思うのですが、私はそれだとダメで…おいしく、かつヘルシーな料理が好きですね。

―ということは納豆は好きですか?

真珠さん:納豆は好きじゃないんです…実は食べたことがないんですが、口に合わないと、ほぼ確信しています。母も好きではありません。おじいちゃんが毎日のように食べていましたが、ニオイがダメでした…

―料理とは関係はありませんが、以前バーテンダーとして働いていましたよね?得意なカクテルは?

真珠さん:実はないんです。ビールとかショットが良く出るようなバーでした。あまりおしゃれなところじゃなかったんです!

ファイターとしての野沢真珠

―MMAを始められたいきさつについて教えてください。

真珠さん:小さいころに3年間ほど空手をやった後、10代の時はバレエをしていましたが、怪我のため、バレエは辞めざるを得ませんでした。19歳の時にUFC観戦を始め、はまってしまい、次第に「自分でもできるだろうか」と思うようになりました。でも当時は看護の勉強をしていたこともあり、忙しくて総合格闘技を始める余裕はありませんでした。やがてサンフランシスコからミシガン州に引っ越したのですが、総合格闘技ができるところがなく、代わりにボクシングを始めました。

―なるほど。最終的にはMMAができるジムが見つかり、総合格闘家としての一歩を踏み出すわけですが、実際に入ってみたMMAの世界はどうですか?

真珠さん:自分に足りないところが見つかる、学びの連続ですね。空手をしていたので、MMAには割とすんなりと入っていけると高をくくっていたのですが、間違っていました。己と言う存在が一から崩れるというか、いい意味で。簡単そうに見えて、何もできないことに気づかされました。

―そういう経緯を踏まえて、MMAの世界に飛び込みたいと思っている女性に送れるメッセージ、何かありますか?

真珠さん:やはり現実を伝えたいですね。甘くはないですが、ものすごい達成感を得られますし、すごい人にもたくさん出会えます。特に女性の場合、MMAをすることによって、自分への自信がすごくつくと思います。

夏のプロデビュー戦

―先ほどもありましたが、今年の夏に行われたプロデビュー戦では、見事に勝利を収めたわけですが、それ以降、何か変化はありましたか?

真珠さん:しいて言えば、ジムを変えたことでしょうか。それまでのジムは柔術に重きを置いていましたが、今のところでは、どの格闘技もまんべんなく取り組んでいます。特にムエタイやキックボクシングなどを通じた「打撃を与える」という点が重視されています。

―一躍時の人になったことによる変化はありましたか?

真珠さん:ソーシャルメディアのフォロワーは確かに増えましたが、あまり夜遊びとかもしないほうなので、社交的な意味での変化はよくわからないですね。

―ちなみに、得意技は「真珠トルネード」だとどこかで読んだことがあるんですが。

真珠さん:あれ、自分でもよくわからないです。試合で使ったこともないです(笑)。

―そうなんですね(笑)。試合ということでいうと、試合中、どんなことを考えているんですか?フィニッシュのこととか、次の一手とか?

真珠さん:何も考えてません!たくさんトレーニングをするんで、全て身体が覚えているというか。意識的に何か考えているわけではないので、ある試合の時は一瞬、チキンのことで頭がいっぱいになりました。

―チキンですか?

真珠さん:そう!会場で食べようと思ってホテルの部屋に置いてきてしまったチキンのことです(笑)。

―少し話を戻しましょう。プロデビュー戦の後、何かお祝いしましたか?

真珠さん:翌朝のフライトで米国に戻らないといけなかったので、特に何も…あ、お母さんと友人たちとホットケーキを食べに、朝の3時に恵比寿まで行きました。

―ファイト後で、顔は傷だらけだったんじゃないですか?お店に入ったとき、びっくりされませんでした?

真珠さん:いえいえ、私は無傷でした。試合中に顔についた血は全部対戦相手のものです。第一、顔に傷がつくことを恐れているのであれば、格闘技は辞めたほうがいいですよ。

ファイターとしての素顔

―家族で一番強いのは誰ですか?

真珠さん:間違いなく、母親です。心に決めたことは絶対譲らない人なんです。幼いころは母親のそんな頑固なところをうっとうしく思うこともありましたが、いい意味で私も影響されたんだと思います。少なくとも精神的には間違いなく、母親が野沢家ナンバー1です。

―有名人と格闘できるとすると、誰を相手にしたいですか?

真珠さん:トランプ大統領(笑)!

―あまり考えずに答えてください。ブルース・リー or ジャッキー・チェン?

真珠さん:もちろんブルース・リー!

年末のファイトに向けて

―大晦日のファイトですが、どうなると思いますか?

真珠さん:勝てるといいな、と思っています。「こういうファイトにしたい」みたいなのを事前に考えるのはあまり好きではないんです。他のファイターのように、「相手をコテンパンにしてやろう!」みたいに考えることもないですね。

―勝てるという自信の根拠は?

真珠さん:とてもハードなトレーニングを重ねてきたからですかね。あと、私にとってファイトってあくまでとても楽しいものなんです。スパーリングも含めて大好きです。プレッシャーに感じたり、苦痛に感じたりしたことはないんです。緊張することもありません。

―すごいですね。試合前は音楽を聴いたりとか、何か特別なことをするんですか?

真珠さん:ないですね。普段通りに過ごしていますよ。アマ時代にはそんな私を見かねてコーチから「試合にむけて気分が高ぶっていない!」と言われたことがあるんです。また、「試合が始まると体中がアドレナリンで満たされる」と言われたことがあるんですが、そういう経験もなかったですね。

―ただただまっすぐに、純粋にファイトを楽しんでいる姿、素敵ですね。では、そんな真珠さんから、最後に日本とアメリカのファンに向けて、一言メッセージをお願いします!

真珠さん:総合格闘技に少しでも興味がある人は、是非チャレンジしてみてください。大晦日のファイト、勝てるかどうかわかりませんが、100%を出し切ることは約束するので、応援よろしくお願いします!

―本日はどうもありがとうございました。

真珠さん:こちらこそ!

次回の試合後のインタビューも予定しておりますのでぜひ楽しみにお待ちください。みんなで真珠さんを応援しましょう。#ファイト真珠さん

Megan Bao
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